ログイン 新規登録

お使いのブラウザ(Internet Explorer)では閲覧、ログイン、質問の作成や回答などに不具合が生じることがございます。
誠に恐れ入りますが、下記の推奨ブラウザをご利用くださいませ。

推奨ブラウザ:Google Chrome(グーグル・クローム)

ゲノムというものがよくわかりません

ゲノムと遺伝子数について。
まず、ゲノムというものがよくわかりません。
1組が、ヒトをつくる必要最低限ですが、ヒトは母親からゲノム1組、父親からゲノム1組をもらってるみたいなのがわかりません。
あと、ヒトゲノムの遺伝子数は約2万個である。とありますが、遺伝子の数え方?がわかりません。
何をもって一個なんですか?
教えてください。
bluefairy さんの質問 勉強レベル10
3か月前

回答(2件)

個人家庭教師

ゲノムというのは、その生物が生命を維持するためのすべての物質を作るための設計図のフルセットのことです。

染色体という種によって本数の異なるものに、いろいろな遺伝情報が乗っています。

これを遺伝子といいます。

それを超拡大すると遺伝子を構成する最小単位のDNAがたくさんらせん状でつながっています。

あなたがベストアンサーに選んだ
Kazuki.M
さんは個人家庭教師をしています

ベストアンサーに選ばれました
個別指導塾講師

さすがに誤解しそうな書き方がされていたので補足しておくべきかと思い、ここに回答します。

ヒトは、染色体を23ペア46本持っています。

この染色体1本は、1本のDNAとそれを巻き付けるタンパク質でできています。

DNAは細すぎるので、タンパク質に巻き付くことで丈夫さを手に入れているのです。


このDNAの中に、遺伝情報がいくつもいくつも書き込まれています。

1本のDNAの先端付近には「髪の毛の色」に関する遺伝情報が、中ほどには「瞳の色」についての情報が、もう少し後ろには「血液型」の情報が書き込まれていたりするのです。この遺伝情報一つ一つを遺伝子といいます。

転写によって、必要な部分の遺伝子がmRNAに写し取られ、それが翻訳されてタンパク質ができる。

翻訳されてどんなタンパク質ができたかできなかったかによって血液型が決まったり、瞳の色や髪の色が決まったりするのです。


そうやって転写され翻訳されて形質を決める部分(つまり、つくられるタンパク質の数)が、23ペア全部を通して2万個所ある、という意味で「ヒトの遺伝子の数は2万個」と言っているのです。この2万個の遺伝情報のセットのことをヒトのゲノムと呼んでいます。

ペアになっている染色体の同じ部分には同じ事柄に関する情報が書かれているので、ヒトの場合なら23ペア46本の内、ペアの片割れである23本分だけ数えればいいことになります。

もちろんゲノムは生物ごとに違います。チンパンジーにはチンパンジーのゲノムがあるし、大腸菌には大腸菌のゲノムがあります。


では、なぜ1組あればいいゲノムを、父親から1組、母親から1組受け継いで合計2組(ペア)で持っているのかということですが、これは、DNAに欠陥があったときのための保険の意味が強いです。

例えば、父親からもらったDNAのうち、アミラーゼを作る部分の遺伝子が機能していなかったらどうでしょう。

アミラーゼがなければヒトはデンプンを消化吸収できません。

母親からもらったDNAの、ヘモグロビンを作る部分が機能していなかったら。

ヘモグロビンがなければ、赤血球は酸素を体に運べません。

そんな時、ペアになっているもう一方がちゃんと働いていれば、作れるアミラーゼやヘモグロビンの量は減るかもしれないものの、まったく作れないということはなくなります。

こうして、片方の遺伝情報が機能しなかったとしても何とかなるようにということで、人はゲノムをペアで持っているのです。

もちろん、「遺伝子の多様性」のためという側面もありますけどね。



  • 英国研修のため、返信が遅れて申し訳ありません。

    では、らせん状につながっているのは何ですか??

    2か月前
  • DNAは非常に細長い高分子です。「リン酸ー糖(デオキシリボース)ー塩基(A,T,C,G)」でできたヌクレオチドが多数連結してできています。

    DNAは、分子の性質上、相補的なもう1本のDNAと塩基部分で緩く結合(相補的な結合)してはしご状になった方が、単独で漂っているよりも安定します。

    そうしてできたはしご状の構造も、ちょっと捻じってやってらせん状にした方がさらに安定します。(その方が、糖の持っている-OHと-Hが緩く結合できるからです)

    こうやってDNAは二重らせん構造を取っています。DNAの二重らせんは、DNAという分子が望んだ形なのです。


    そうやって二重らせん構造をとったとしてもまだまだ細く長い分子なのには変わりないので、タンパク質に巻き付いて丈夫さを手に入れているというわけです。


    らせん状につながっているのは、という質問に対しての答えとしては、

    ①ヌクレオチドが多数つながってDNAという細長い分子ができている。

    ②この細長いDNA分子は、二重らせん構造をとったときが一番安定するので、二重らせん構造をとっている。

    ということになります。


    塩基ATGCの並び方によって、転写・翻訳されてできるタンパク質が決まってきます。

    たとえばDNAのある場所の塩基から転写翻訳してできたタンパク質によって、髪の色が金なのか黒なのか決まるでしょう。別のある場所の塩基の並びを転写翻訳すれば、別のタンパク質ができて、それはABO式血液型を決めるでしょう。


    2か月前

    山根 悟

    個別指導塾講師
  • ありがとうございました!

    2か月前
回答へコメントする
あなたがベストアンサーに選んだ
山根 悟
さんは個別指導塾講師をしています

累計17,000問以上の質問から、あなたがわからない問題・回答を写真で検索しよう!

あなたと同じ問題を探そう
写真で検索する

  • この質問と似た質問

  • あなたと同じ問題を探そう
    写真で検索する