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詩の最後の一文の意味がわかりません

詩の最後の一文の意味がわかりません



1年前
  • 室生犀星の詩です。

    最後の文の文節から意味まで何もわかりません。

    どなたかお願いします。

    1年前

回答(1件)

ベストアンサーに選ばれました
マゴメ先生
先生
先生 の回答 1年前

室生犀星は意外と難しい詩人で(言い訳ではないです)、

当時の文学者には珍しく学歴は全くありませんし(小学中退)、

素朴な言葉をたくさん使ってるのに(使ってるからこそ)、

読み取りが何通りも出てくることが多いです。


ちなみに私はこの詩を知らなかったので、

以下はあくまで想像・推測です。


「まめで」は普通なら「まめに」、

真面目にというかコツコツというか、

「まめに連絡する」という言葉があるように、

「細かい気遣いがある」みたいなことです。


でも「まめに」ではなく「まめで」なので、

もしかして「豆で?」「貧しい食生活に耐えて?」

という読み取りもできなくはないです。


全体は「7・7・7・5・7・5」で、

定型崩れです。

「負けたいくさ」ですから日本とドイツが負けた第二次大戦。

終戦時は室生犀星は56歳です。

前線で活躍する年齢ではないですね。

「あひたがひ」

からは共感や慰めが読み取れそうです。


「あすはお立ちか おなごり惜しや」ですから、

旅で知り合ったドイツ人か一緒に滞在していたドイツ人か。

軍人じゃないだろうから庶民のイメージですね。


全体に暗いイメージはない、

前向きなムードが漂っていることには注意しましょう。

「反戦!」などという、

大きくふりかぶったムードはありません。


詩から漂うイメージをあえて言うなら、

「達観」

でしょうか。


戦争で日本もドイツもお互い負けて

おたがいにこれから苦しいだろうけど

しっかりと暮らしていきましょう


みたいな読み取りが普通かなと思います。


「これからサバイバルしていこうという庶民の感覚」、

「真面目にコツコツ暮らしていこうぜという感覚」、

これが「まめで」という題名に象徴されているのかと。


ちなみに室生犀星がどういう人か、

随筆を読むのは助けになるかもしれません。


「俳句は老人文学ではない」

という萩原朔太郎に反論した文章があります。


短い随筆で青空文庫で読めるのでぜひどうぞ。

  • ご丁寧な解説をありがとうございます。

    なるほどドイツのことですか。そうすれば少しおどけた調子にも思えてきました。

    僕の古文の知識はほとんど無いと言ってもいいほどで、古典というには新しいものかもしれませんが室生犀星の詩は難解です。それでも一度理解する姿勢を捨ててみると、なんだか詩に滲み出るやさしさを感じて意味もわからず読み進んでしまいます。

    マゴメさまからご教示いただいたエッセイの方も読んでみたいと思います。

    ありがとうございました。

    1年前
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