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外国の宣教師だけは大切にしているフランス

質問の答えについて

この質問の答えは質問の本文に記載されています。

アロー戦争、仏越戦争で、フランスは宣教師がアジアで殺害されたことを理由として戦争を起こしています。

この時の宣教師は、ナゼ危険なアジアに布教を行いに行ったのでしょう?

アジア国内にキリスト教の教えを流して中央集権をもろくさせるという狙いがあるとは思いますが、軍事的にも制圧が簡単なベ

トナムや清は、征服した後に布教すれば宣教師も殺されずに済むと思うのですが……



外国の宣教師だけは大切にしているフランス 外国の宣教師だけは大切にしているフランス
斎藤 玲奈 さんの質問 勉強レベル4
4か月前

回答(1件)

ベストアンサーに選ばれました
個人家庭教師

すごく深い質問ですね。

 

>この時の宣教師は、ナゼ危険なアジアに布教を行いに行ったのでしょう?

 

教会はそもそも、ヨーロッパの王権とは独立した存在です。そして、独自に布教の情熱がありました。16世紀に宗教改革以降、ヨーロッパの北側にはプロテスタント勢力が広まりました。ローマ教皇庁を中心としたカトリックはヨーロッパ南側に多かったのですが、プロテスタントに対抗すべくカトリック教会自体の組織を改革したり(対抗宗教改革)、アジア・アフリカへの布教によって勢力を拡大しようと考えました。そこでイエズス会が結成されたのです。
宣教師はアジアにヨーロッパと関係を持つことによって貿易や技術を得られることのメリットを伝え、その見返りに布教を行う、ということが行われていました。なので宣教師の方から進んでアジアに進出していったのです。

 

>軍事的にも制圧が簡単なベトナムや清は、征服した後に布教すれば宣教師も殺されずに済むと思うのですが…

 

第一は、仏越戦争は対外戦争に積極的なナポレオン3世の時代だから起こったことです。ナポレオン1世のころはヨーロッパの戦争が忙しく、ベトナムに派兵する余裕がなかったのではないかと思います。さらにナポレオン1世の時代は、ベトナム国内は内乱状態にありました。ここではフランスの宣教師ピニョーが阮福暎を助けて阮朝の成立を助けました。自分で戦争するより、国内勢力の強い方をちょっと援助してあげるほうが、より少ないコストで自国と仲良くしてくれますね。

 

第二に、宣教師の迫害が、いちばん戦争をふっかける口実としてぴったりだったから、というのもあります。

 

参考:1839年にオスマン帝国で「タンジマート」という上からの近代改革がなされましたが、そのときに国内のキリスト教徒もイスラム教徒も平等、ということが強調されました。これは、ヨーロッパ列強やロシアなどが「キリスト教徒保護」を口実に戦争を仕掛けてくるため、先手を打ってその口実をなくそうという意味合いが強かったのです。

 

第三に、武力はコストのかかる最終手段です。戦争は自分の側にも犠牲をともないます。いくらヨーロッパが強いからといって、見ず知らずの土地で必ず勝てるとは限りません。だから最初は貿易などで経済的なメリットを得ることを目指したのです。それがうまくいかないとき、かつ、自分の国が戦う余力があるときに、武力を使って自分の思い通りにしていったのだと思います。

 

例:イギリスと清との関係をみても、まずはイギリスは清と貿易交渉を重ねました。それがうまくいかないから、中国にアヘンを流してアヘン戦争を仕掛けたのです。

  • ありがとうございました!

    カトリック教会による信者の増加という狙い、

    アジア圏で戦ってるどちらかの勢力を後押しすることでヨーロッパに従いやすい国家を建設しようとしたというわけですね。

    ずっと疑問だったことがやっと解けました。

    本当にありがとうございました!

    4か月前
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kuro
さんは個人家庭教師をしています

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