勉強お役立ちコラム

こんにちは!いよいよ新学期が始まりましたね。皆さんは夏休み明けテストに四苦八苦しているところでしょうか?また、夏休み中に塾などで受けた模試の結果に一喜一憂、という人も多いのではないでしょうか?

 

今回は、夏休み明けテストや定期テスト、模試、入試といったあらゆる英語のテストに必ず出てくる大ボス、英語長文読解に役立つコツをシェアしていきます!

 

設問と注釈を最初に読む

 

設問を先に読むという方法は、以前にリスニング対策の記事でもご紹介しましたが、実は長文問題にも使えるコツでもあるのです!問題に取り掛かる際に、まず問題を全て読み、これから何を聞かれるのか、何を答えれば良いのかを把握しましょう。リスニング対策の記事で紹介したときと同じですが、そうすることによって、本文を読み始める前にどういうところに気をつけながら読めば良いのかがわかるのです。

 

また、設問を全部読むことによって、これから読む本文がどのような内容か、ある程度読む前にわかってしまいます。そのような状態で読み始めるのと、まっさらな状態から読み始めるのとでは、やはり理解のスピードが違ってくると思います。

 

また本文に入る前に、注釈がある場合はこれも先に読んでしまいましょう。注釈は多くの場合、中高生レベルではわからないような難しい単語や、本文の内容に応じた専門用語の意味が書いてあります。長文問題では、知らない単語・わからない単語にはほぼ必ずといって良いほど遭遇するものですが、注釈を先に読んでおけば、その分わからない単語が減るわけです。わからない単語が減れば、英文を読むのがどれくらいスムーズになることか…と考えたことがある人は少なくないでしょう。それ、夢じゃありませんよ。注釈、先に読みましょう。すぐに違いが実感できると思います。

 

以前の記事でもお伝えしましたが、この設問や注釈を先に読む方法は、多少慣れが必要とはいえ、即効性があります。これを読んだ人は必ず今日から実践しましょう!

 

和訳せず、画像や映像でイメージしながら読む

いよいよ本文を読む段階です。英文をスラスラと速く読めるようになったら良いのになぁ…というのは、誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。「それがいつもできないんだよなぁ。。。」と悩む人の多くは、もしかして1文1文を頭の中で(あるいは問題用紙やノートの上で)いちいち和訳してしまってはいませんか!?

 

ご存知のように、英語と日本語では語順が大きく違うことが多々あります。なので、読んでいるときに頭に入ってくる情報の順番が日本語のときと大きく違って混乱しがちではあるのですが、だからといっていちいち和訳をしていると、前半の単語の意味をとって、後半の単語の意味をとって、再度後半→前半のように読む…といった具合に、1文を2度も3度も読み返すことになってしまい、これでは効率が悪くスピードが上がりませんよね。

 

そこでオススメの方法が、英文を読むとき頭の中に日本語を思い浮かべずに、画像や映像でイメージをする、ということです。この方法も少々慣れというか訓練が必要になります。普段から、単語の意味を暗記する際など英単語に触れるときは常に、日本語の意味ではなく何か画像や映像を思い浮かべて、そのイメージを覚えるようにしましょう。単語を覚える際などは、苦手でなければ絵や図を書いて覚えるのも良いでしょう。

 

そうして英文を見てイメージが頭に思い浮かぶようになると、読み返す必要がなくなるので、必然的に効率もスピードも上がります。読解問題はやはりスピード勝負な部分が大いにありますので、効率性とスピードを上げる勉強法はどんどん実践していきましょう。

 

ちなみにこの「英単語を見たらイメージを思い浮かべる」方法に慣れるためのコツも一緒にシェアしておきましょう。これはついつい和訳してしまう人にオススメなのですが、和訳グセが直らない人は、「なるべく英文の順番のまま訳す」ことから始めてみてください。

 

例えば、He dropped by the restaurant because he was hungry. という英文があったら、通常であれば「彼はお腹が空いていたので、レストランに寄った。」と訳すところですが、そこをあえて「彼はレストランに寄った。お腹が空いていたからだ。」と訳しましょう。

 

そうすると、英文を英文の順番のままに理解する、ということができるようになってきます。これができるようになってきたら、次はなるべく和訳せずイメージを思い浮かべて意味を理解するようにし、そうするとより「英文を英文のまま理解する」という境地に近づくことができるのです!かっこいいですよね!

 

わからない単語はスルー

長文読解において避けては通れない、「覚えていない単語」「思い出せない単語」の数々…もちろん、普段から単語を1つでも多く覚えてそういった心配事を潰しておくことは基本であり重要なことなのですが、問題が目の前にある今、「もっとちゃんと単語を覚えていれば…」と嘆いても、悲しいかなIt’s too late…

 

この問題の解決策はただ一つ、そう、「スルーすること」です!!決してサボりではありません。優先順位の問題です。あなたは今、時間制限がある中でこんなに大量の英文を読まなければならず、回答するために英文の中から答えを探したり、考えを巡らせたり、この問題が終わっても他にやらなくてはいけない問題や、提出前の見直しがあるのです!

 

テスト中というのは、そういう特殊な状況の中にあるといえます。そんな緊迫した状況の中でわからない単語に出くわしたとき、「あきらめるな、思い出せ!!」というような根性論的な精神はかえって命取りとなります。後ろ髪を引かれながら、断腸の思いで、「思い出せなくて、すまない…!」「必ず、必ず迎えにくる(復習)からな…!」とその単語に向かって心の中で語りかけながら、通り過ぎましょう。語りかけるというのは半分冗談ではありますが、例えばこんなふうに「あのテストのあの問題のときにこの単語の意味を思い出せなくて悔しい思いをした」という感情の記憶は意外と重要になってきます。

 

そういう気持ちのときほど、テストが終わった後に辞書などで意味を調べてわかった・思い出したときの「スッキリしたー!!」感は大きいですよね。そんな悔しい感情・スッキリした感情を伴った記憶は、『あの時の単語』として記憶に深く刻まれ、忘れにくいものです。というわけで、一時的にスルーすることが重要なのですが、あとできちんと答えを調べて復習しておくことも不可欠だということをよく覚えておいてください!

 

段落の最初の1文だけ読む

最後のコツは、ハッキリ言ってやや横着です。最終手段です。ガッツリとボリュームのある問題が残っているのに、残り時間はあとたったの5分…などといった、絶望を感じたときに活用してください。

 

質の良い文章であればあるほど、最重要事項は段落の頭に書いてあります。多くの場合、文章というものは「(導入→)結論→根拠→結論」という段落構成になっていて、段落の中も同じく「結論→根拠→結論」という流れになっています。英語話者は、言いたいことや要点を最初にいうことを重要視します。なので、時間がないときはとりあえず段落の最初の1文だけ読みましょう。そうすると不思議なことに、なんとなく全体としてどういう内容なのかがふんわりと、しかし確実にわかってきます。

 

そうすると設問に回答する際、解答に必要な情報がどの辺に書かれているのかだいたい見当がつきますから、その情報だけをピンポイントで探しに行くことができます。最初の1文だけ読んでもどうしてもつかめなかったら、最後の1文も読んでみましょう。理論上は、最後の1文にも最初の文と同じ結論が別の表現で書いてあるはずです。

 

ただし、やってみるとわかると思いますが、この方法が通用するかどうかは文章のタイプにもよります。物語文ではおそらく通用しない場合が多いでしょう。結論が最初の「1文」じゃなくて2文使って書いてあったり、読んでみたら段落全体が1つの文でできていたり、最後に結論が書いていなかったり。。。楽な方法にはリスクが伴いますので、その点を理解した上で、最終手段として緊急事態のときにやってみてください。

 

 

いかがでしたか?

これから入試に向けて実践的な演習が多くなる受験生はもちろん、受験はまだまだ…な1年生・2年生も、授業や小テスト、宿題などに、長文の過去問が出題されたりするかもしれません。

どうしても読解が苦手!キライ!という人も、これを読んで少しでも役立ててもらえるとうれしいです。秋からも勉強頑張っていこー!!