勉強お役立ちコラム

こんにちは!溶けそうな暑さですが、皆さんお元気ですか?筆者は先日、冷房の効いたオフィスにいながらにして体が熱くてぼんやりしてしまい、ちょっと体調悪いな、という程度だったのですが突然ろれつが回らなくなって危険を感じました。熱中症って自分では突然来るような感じがするので、皆さんも「念のため」休憩を多めに取ったりして、しっかり対策してくださいね。(ちなみにその後さらに冷房が強く聞いた部屋に長時間いたら、体も冷えて体調も戻りました)

 

今日は英語のリスニング対策についてご紹介していきます。大学受験や高校受験を控えた皆さんにとっては、この夏押さえておきたいポイントの一つなのではないでしょうか。まだ受験生ではない皆さんも、時間がある今のうちに、少しずつ英語を聞き取れるようになっておきたいですよね。何より、英語でしゃべっている人が何を言っているのか、わかったらうれしいしかっこいいですよね!そこで、今日はオススメの対策法を一緒に見ていきましょう!


聞き取るにはまず発音することから

 

 

考えてみれば当たり前のことなのですが、多くの人は、自分が言えないものは聞き取れません。たとえ日本語であっても、普段自分ではめったに話さないような言葉を相手が話したら、聞き取れずに「え?今何て言った?」と聞き返してしまうのではないでしょうか。まして英語となると、日本語にはない音や発音のルールがいろいろあります。スピーカーからどのような音が流れて来るのか、あらかじめ自分の口で知っておくことは大切です。

 

教科書の文章や問題文を何度も口に出して読みましょう。挿絵や日本語訳など内容のわかるものをそばにおいてチラチラ見つつ、内容を頭の中で画像や映像として思い浮かべるのがコツです。このような習慣があると、英語が聞こえてきたときに、多少わからない単語があっても、頭の中にイメージが浮かんできて、だいたい何の話をしているのかわかるようになってきます。また、当たり前ですが自分で音読した音声は自分の耳に入って聞こえてきます。これが後述する「何度も英語を聞く」ことにもつながり、一石二鳥の方法なんです。

 

「Rは舌を後ろへ巻く」など、おおよそ中学校で習ったり教科書に書いてあったりするものですが、そもそも学校や教科書の説明がわからず、うまく発音ができない・苦手だという人は、発音に特化した参考書を探してみましょう。中高生向けだけでなく大人向けのものにも、優れたものがたくさんあります。自分に合った、わかりやすいと思える参考書を選びましょう。

 


とにかく英語を聞く機会を増やす

 

「聞くだけで英語がわかるようになる!話せるようになる!」とうたった英会話教材が有名ですが、「本当に“聞くだけ”ではわかるようにはならない」など様々な意見があります。ただ、一つ言えるのは、たくさんの英語を何度も聞くと、英語がわかるようになることに必ず近づきます。

 

英語を聞く機会はたくさんありますが、たとえば音楽が好きな人は洋楽を聞いてみましょう。歌詞を見ながら、「この単語をこのような音」と確認しながら聞いてみましょう。英語には、単語の最後の音と次の単語の最初の音をつなげて読む場合があるというルールがありますが、個人的にはこのルールを洋楽の中で発見することが多いです。ただ注意したいのは、日本語でもそうですが、普通ではない独特の発音をすることで個性を表現するアーティストもいますので、必ずしも正解ではないということは覚えておいた方が良いでしょう。

 


映画を見るのが好きな人は、洋画を字幕で!

 

映画を見るのが好きな人は、洋画を字幕で見て、字幕で意味を追うだけでなく、実際に何と言っているか聞き取れるよう注意してみましょう。おそらく1本通して見てちゃんと聞き取れる台詞って最初は2個とかそれくらいだと思いますので、聞き取れたセリフはノートに記録してみましょう。同じ映画を何度も見たり、違う映画も見たりして、聞き取れるセリフが増えてくるのを眺めると、勉強のモチベーションアップにもつながると思います。

 

また、洋画のDVDが家にある人は、字幕を英語に変更することもできると思いますので、もう何度も見て内容をよく知っているものであれば、英語字幕英語音声で見てみるのもオススメです。日本語でこう言いたいときに、英語ではこういう言い方をするのか、といった新たな発見があると思います。

 

個人的には、洋画も良いですが海外ドラマもオススメです。洋画は1作品2時間程度ですが、連続ドラマになると1回45分が12回分あったりして、単純に触れる英語の量が増えるのがひとつ。あと、同じ人間が話すのをたくさん見るので、その人の話し方のクセもだんだんつかめてきて、徐々に聞き取りやすくなります。

 

筆者は以前、英語の勉強も兼ねて見始めたドラマが実はシーズン7(45分×12回×7シーズンぐらい)まであることがわかって、時間がかかって大変でしたが、頑張って日本語字幕や英語字幕でなるべくセリフを聞き取れるように気をつけながら全部見て、見終わってすぐに受けたTOEICのテストでリスニングの点がとても上がって、自己新記録の800点越えをマークすることができました。筆者よりも若くて頭が柔らかい皆さんなら、きっとさらに大きな効果が期待できるでしょう。

 

このように音楽や映画を使った方法を取るメリットは、趣味の範囲で楽しみながらできるので、長く続けられるということです。しかしデメリットとして、効果が現れるまで時間がかかるということがあります。どのような勉強法もある程度効果が現れるまで時間がかかるものではありますが、ここからは、受験生の皆さんが知りたい!比較的効果が早く現れやすい方法をご紹介していきます。

 


リスニング対策教材を使う

やはり王道は近道なのです。以前にセンター試験対策の記事にも書きましたが、センター試験対策の肝は、とにかく問題の形式に慣れること。解答には読み上げられる文が全文乗っていると思いますが、それを自分で音読してみたり、単語を一つ一つ追いながら何度も聞いてみたり、といった練習が力になってきます。

 

それからセンター対策のもう一つの肝は、基本を着実に身に付けること。この基本をしっかり身につけるという点でオススメなのが、NHKのラジオ英語講座です。テキストも月に450円程度と安く、聞くだけでなく文法や単語についても解説され、まさに英語の勉強を網羅した講座といえます。いくら聞き取れても、理解する能力がないと問題は解けないので、NHKのラジオ講座は理解する能力も養ってくれる素晴らしいツールです。

 

また、放送時間が生活と合わないという人はCDも購入できますが、ウェブサイトや専用アプリを使って、期間限定ながら自分の好きな時間に何度も放送を聞くことができます。この「何度も聞く」ということが英語を聞き取る能力に直接つながっていきます。NHKのラジオ講座は始めやすい要素がたくさん詰まっていますので、ぜひ活用しましょう。また、様々なレベルの番組がありますので、学年に応じて選んだ番組が難しいと感じた人は、恥を忍んで少し下のレベルの番組を聞いてみましょう。

 

いずれにせよ、テストで読み上げられる文章というのは、何年か前に習った簡単な文構造である場合が多いのです。ですから、高校生であっても中学レベルの番組である基礎英語1・2・3を聞いてみることはとても意味があると思います。英語が得意な人は、これらの番組をテキスト無しで聞くのに挑戦してみても良いかもしれません。

 


設問や選択肢を先に読んでおく

 

さらに即効性のある方法をご紹介します。これはビジネスマンがよく受験するTOEICというテストでもよく言われることですが、問題を開いたあと、「これから、リスニングテストを始めます…」などという説明の音声が流れている間に、設問と選択肢を可能な限り読んでおくことです。問題が始まったら当然音声を聞いて回答していくわけですが、先にどのような質問が来てどのような選択肢があるか把握しておくと、回答も早くできるようになり、問題文や選択肢の音声が流れている途中に回答を終えることさえできます。

 

余った時間はさらに先の問題を読み進められ、先の問題も早く回答することができます。そうすると、回答に迷ってしまって次の問題の音声を聞き逃したり、時間が足りずに問題をパスしてしまうということが少なくなるので、より確実に点をゲットできます。なぜ早く回答できるようになるかというと、問題文と選択肢を読んでおけば、これから流れる英語の内容が大体推測できます。

 

たとえば、問題文がWhen is Susan’s birthday?で、選択肢に日付が並んでいれば、スーザンさんが登場して、自分の誕生日を言うんだな、と推測ができ、もっと言えば、もしかしたら他の登場人物も出てくるかもしれない、他の人の誕生日と間違えないようにしよう、などと考えることもできるわけです。

 

音声が流れる前にこういった心構えがあるのとないのとでは、やはり正答率に違いが出ると思います。この方法も慣れが必要ではありますが、極端な話、明日テストがあっても、すぐに実行できてすぐに効果が現れる、無さそうで有った魔法のような方法です。試さない手はありません。

 


 

いかがでしたか?明日からやってみようと思える方法を見つけてもらえたらうれしいです。

 

もし、これらの方法が全部難しすぎる!という人がいたら、残念ながらごくごく基本的な事項(たとえば、文法を覚えてなさすぎる、単語を覚えてなさすぎる)ができていない可能性が高いです。英語がとても苦手な人用の参考書や問題集もたくさんありますので、この夏休みに一気に復習してみましょう!

では、熱中症&夏風邪に気をつけて頑張りましょうね〜!